いじめ追放にスクールバディ始動へ;神奈川県藤沢市立村岡中
45人がいじめに目を光らす
バディ(buddy)は英語で「仲間」の意味。同中で45人のスクールバディが6月ごろから、いじめ追放の活動を始める。被害生徒の相談に乗ったり、ポスターや校内放送でいじめ防止を呼びかけるもので、先生側とも情報を共有し、問題が起きたときにはすばやく立ち上がる。この活動は暴力防止の活動をしているNPO「湘南DVサポートセンター」の協力で仕組みづくりを進めている。同サポートセンターの協力で1月に講演会を開いたのを手始めに1,2年生の全学級で4回のワークショップを開き、共通の問題意識を持てるようにし、いじめをなくすには何ができるかを話し合った。3月になって活動のリーダーになる「バディ」の希望者を募ったところ45人が希望。3月末から研修を続けており、6月ごろに態勢が整い次第活動を始める。今後は毎年新入生へのバディ募集呼びかけるという。
<谷口のコメント>◎大いに期待できる取り組みだ。経過報告を◎
村岡中ホームページによると生徒数は569人だからほぼ12人に1人がバディという勘定だ。この子たちが一生懸命目を光らせれば、ちょったしたクラスの異変も早期に発見できるのではないか。大いに期待したい。取り組みの様子をホームページの<いじめ防止プロジェクト・スクールバディ結成!>コーナーでぜひ随時報告してほしい。
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