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2006年7 月21日 (金)

学校栽培のジャガイモで食中毒

  東京都江戸区立鎌田小学校で18日、授業の一環として栽培したジャガイモを食べた児童ら77人が食中毒にかかったと20日、都福祉保険局が発表した(読売21日朝刊社会面)。子どもらが収穫したジャガイモを調理員が青い皮付きのままゆで、6年生の児童と先生計132人が食べた。このうち児童75人と教員2人が腹痛や吐き気、のどの痛みを訴えた。同局はジャガイモの皮や芽に含まれる有毒物質のソラニン類が原因と断定した。ソラニンはジャガイモ、トマトなどナス科植物の芽に特に多く含まれる。全国ではソラニン類の食中毒は1988年から昨年までに全国で9件(幼稚園1件、小学校8件)発生している。

 <コメント>◎調理員さんは知っていてほしかった◎
  子どものころ皮付きのままゆでたジャガイモをおいしく食べた記憶がある。芋の種類によって違いがあるのだろうか。ソラニン類とは初耳。校長先生も「安全への配慮が足りなかった」と反省しているが、食べ物のプロであるべき調理員さんは知っていてほしかった。最近は給食も自校調理法式が減って調理員さんのいる学校が少ない。授業で栽培、収穫したものは食べるところまでやって初めて教育的な意味が高まる。調理員さんがいて調理の設備がある同校はせっかく良い環境にあるのに残念だ。しかし、幸いみんな軽症だったから良かった。痛い思いをして気の毒だったが、食べ物の奥深さを身を持って学んだと思いたい。

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» 家庭でできる食中毒予防・料理を作るときの注意点 from 食中毒の恐怖 どうしたら防げる!食中毒
食中毒の原因は「細菌」。90%以上が、細菌やウイルスが原因とするもので、大腸菌O157やぶどう球菌、最近はサルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクターによる食中毒が増加しているんだそうです。毎日口にする食品に簡単に紛れ込み、短時間の間に何万倍にも増殖し、他へ移ったりする細菌。怖いですよね。・・ というわけで、肉眼では見えない“食中毒”について知り、その予防法やかかったときの対処法など・・・知っていれば防げることもあるので日頃から、家庭でできる食中毒予防に心がけましょう。料理を作...... [続きを読む]

コメント

料理をよくする人ならば、ジャガイモの毒のソラニンのことは常識レベルで知っていると思いますよ。ジャガイモの芽の周りを大きめにくりぬいて調理するのはそのためです。芽の周辺に多く含まれますから。また、自家栽培や学校栽培などで発育不良のジャガイモもソラニン量多く危険だそうです。調理員さんは知っていて当然のことだと思います。あまり神経質になるのもどうかとは思いますが、調理員さんには全校の胃袋を預かる立場として、やはり衛生や食べ物の安全性にしっかりと臨んでいただきたいです。

ジャガイモの皮が青いのは陽に当たった証拠。その青い部分は「毒」です。こんなことも調理員の方が知らないとは… ジャガイモは、収穫した後、外(陽の当たる場所)に放置しておくと皮が青くなります。おそらく収穫したあと、そのようにしておいたのかもしれません。もしくは、あまり土がかぶさっていない状態で成長したジャガイモだったのかもしれません。 青い部分だけでも、厚く皮を剥いて調理すべきだったでしょう。

本文中のコメントを訂正することは出来ないでしょうか。
このコメント、ご自身の食についてこれまで殆ど考えたことがないように読み取れます。
わたくしの個人的な意見ですが「生きることの根本である『食』を蔑ろにして教育を語らないで欲しい」です。
失礼しました。

調理経験のない調理員っていっぱいいますよ。友人は愛媛で学校の栄養士やってるけれど、包丁の持ち方も知らない男性が採用されたり、何年も経験を積んでるのに、炊飯もろくにできない人とかいて大変だったらしいです。
公務員なのに裏口採用だったのかなと疑問を感じると言ってました。
病休を年間60日間以上とって税金泥棒みたいな調理員もいるようです。
民間に調理業務が委託化されるのも無理ないそうですよ。
郵便局のように(業務面で)サービスはよくなると思います。

調理員は一般人。

調理師は実務経験必須の資格取得者。

栄養士は大学か専門学校の卒業必須の資格取得者(実務経験は必要なし)

のはずです。
最初からある程度の調理経験が保証されているのは調理師だけです。

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