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2008年6 月21日 (土)

パパよ!この名言を胸に刻め

「まったく、その通りだよ!!!!」

・・・と思わず力んで声を上げてしまう文章に出合いました。
雑誌『1,2,3歳』(赤ちゃんとママ社刊)夏号の特集「笑顔で育児、3つのポイント」。
マザーリング&ファミリーナーシング研究所・所長のたけながかずこ先生からの育児アドバイス記事です。
私がずーーーっと抱きつづけている思いをズバリ見事に言ってくれていて、読んで、思わず涙が出ました。

(ちなみにこの雑誌は、広告だらけの市販の育児雑誌とは違い、コンパクトで記事量も適量でしっかりしていて、子育てママにはオススメです)

先生は、「笑顔」とはコミュニケーションの基本であり、ママの笑顔に子どもが笑顔で反応し、その笑顔にまたママが笑顔で返すことで、コミュニケーションがとれていくようになる。ママが無表情や気がかりな顔では、ママと子どものコミュニケーションがうまくいかなくなる。だから、ママは自分が笑顔でいられる状況をわがままに求めていいのだ・・・・・と言ってくれています。

やっぱり、そうですよね。本当に、ありがたい言葉です。この言葉だけでも、救われるママは多いと思います。
パパは飲み会や休日ゴルフの予定を勝手に組んでくるのに、自分は私的な用事を入れることにすごく遠慮を感じてしまう・・・というママは多いんじゃないでしょうか。私がそうです。といっても、私は結局遠慮しませんが、でもそういう気持ちを持ってしまうことに違和感を覚えていました。だから、私が今もフラメンコを必死に習い続けていることも、決して好き勝手やっている母親ではない、胸を張っていいのだと安心しました。

そして、先生の珠玉のお言葉はさらに続きます。

『ママの笑顔がいちばんの教育力だし、いちばんの育児力だということを覚えておいてください』

  ――はい。その通りだと思います。忘れないように気をつけます。

『そんなママの笑顔は、パパが作るものなんです。だから、パパには、子育て中のママを本当に尊重してほしい、大切にしてほしいのです。パパは仕事からおうちに帰ったら、まずはママのお顔を見てください』

  ――まったく同感です。子育てをすることを社会全体で尊重しなければ未来はありません。それには、まずはパパがその意識を持たなくては話しにならない、社会が変わるわけないのです。社会を引っ張る男性の多くがパパなんですから。

そしてそして、次です!!

『ママを不安にさせることがどんなに悪いことか。私は、パパが、この子育て期のママを不安にさせることは、子どもへの虐待に等しいことだと思います。逆にいえば、ママの「安心」を保証するのが、パパのいちばんの育児参加だということです』
 

拍手、拍手、拍手!!!世の中のパパたちにこの言葉を伝えたい。いやいや、まずはウチのダンナに声を大にして言いたい!!
・・・そう思ったその晩、夜中の2時過ぎ、そのダンナは、酔っ払って壁にぶつかり、右目の上を二針縫って帰ってきた。。。。。

この人にこの言葉は届くのだろうか。何だか涙出てくる。。。

(訂正:2針と本人は言っていたが、正しくは5針でした。。。)

2008年6 月 9日 (月)

梅干し作りの季節

はぁ~終わりました。今年の梅干しの仕込みです。
昨年初めて梅干し作りに挑戦してみたところ、思いのほか簡単だったのと仕上がりがとってもグ~だったので、今年もこの季節がやってくるのが楽しみでした。

そもそも昨年、実家の庭の梅の実がかつてない大大豊作でご近所に分けてもまだバケツいっぱいある・・・梅酒だけじゃ消化しきれない・・・ならば・・・ということで挑戦した梅干し作り。しかし、今年はその木にわず~かしか実らなかったので、今年は南高梅を買ってきて作ることにしました。
買ってきた梅はまだ青いので、黄色くなるまで置いておくのですが、梅の実が熟してきた時の香りが何とも言えません!あま~い、桃のような香り。ホント、癒されるlovely。この匂いをかぐだけで作る価値がある。

初挑戦の昨年、作り方をネットで調べたところ、まず梅の実の灰汁を抜くために水に一晩漬けるあったので、そうしたところ、何と梅がブヨブヨに!!!crying その梅は使えなくなり、残りの梅で、水に漬けずにやってみました。それでも問題なかったので、今年も水に漬けずにいきなり漬け込みへ。どうやら熟している梅は大して水に漬ける必要がないらしく、梅の状態によるんだそうです。

漬け込みの詳しい手順は別のホームページで見ていただくことにして、要するに、使う容器や手の殺菌に気をつけて、あとは梅を塩にまぶして容器に詰めていくだけ。作業も一時間くらいで終了。このまま2ヶ月くらい土用干しまで放って置く。

ネットで調べると、いろいろな方法が紹介されていますが、もともと家庭で作っていた保存食だから、けっこう自己流なやり方で何とかなるみたい(ならないかもしれないが)。
漬け込み作業は単純ですが、土用干しのとき、梅が干してあるザルにくっついて皮が破れないようにひっくり返すのが難しいんですよ・・・昨年はだいぶ破けてしまいましたweep。。。自宅で食べるぶんには一向に構わないですが、梅干し作りのお仕事をされている方にとっては、それはそれは気を使う大変な仕事だと思い、梅干が買うとお高いのにも納得がいきます。

我が家の梅干はしそ漬けでもはちみつ漬けでもなく、シンプルな塩漬け。タラコはシンプル梅干しが大好き。しそ漬けやはちみつ漬けは嫌いらしい。今年の梅干が夏に土用干しして出来上がり、食べごろになるのが11~12月ごろだから、それまで昨年の在庫がもちそうにないのが残念です。

我が家で作るのは、何てったって無添加。それに漬かっている過程で、梅酢がどんどん上がってくるのを見るのが楽しい。そして出来上がった一粒一粒が実にいとおしい!
今年もカビが生えずにうまくいきますように!

この季節、梅酒作りや梅干し作り、梅を使った保存食作りの作業を「梅仕事」と言うそうです。この言葉に、日本人の健康を支え暮らしに根付いた大切な食材なんだな・・・という感じがします。